今井正監督。実際の冤罪事件をモデルに、警察の暴力的な取り調べと裁判の暗部を描いた社会派サスペンスの傑作。
強盗殺人事件の容疑者として逮捕された青年。彼は警察の暴力的かつ巧妙な取り調べによって、身に覚えのない自白を強要されてしまいます。無実を訴える青年と弁護団ですが、自白を絶対視する裁判所と検察によって、真実が歪められていく恐怖の裁判が展開されます。
「無実の人間が冤罪へと追い詰められていくプロセス」が生々しいリアリティで描かれており、息が詰まるような圧迫感があります。正義とは何かを強く問う骨太な作品です。
冤罪の恐怖と、裁判の裏側に潜むスリリングな心理戦を深く考えたい方におすすめです。

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